子育てサークルスマイルクラブ

お正月に私のふるさと、南郷町に帰省しました。
漁師さんから、ウツボが釣れたので、お孫さんはいらんやろかい？
と私の母に連絡が



もちろん、うちの長男二つ返事で欲しいと



皆さんご存知だと思いますが、ウツボはとても凶暴な性質の魚なので、もちろん息絶えた状態でもらいました。



南郷育ちのわたしも、恥ずかしながらウツボをこんなにまじかで見るのは初めて
模様や大きさや歯の鋭さ、ぬるぬるした感触にびっくり







長男は骨格に興味があるので解剖が始まりました～
近所に住む生き物好きな女の子も駆けつけてきました

まず、皮を剥いで、筋肉の付き方にびっくり！！
あごの周囲はかなり盛り上がって発達した筋肉
この顎の力でかみつかれたら大けがするはずだわ
地元の漁師さんはウツボが釣れたら即頭潰して殺すと言っていたけど、それもそのはず・・・と納得でした。


2匹のウツボのうち
1匹は、数週間の工程を経て骨格標本になる予定です（＾＾）もちろん全部長男一人でします。
もう1匹は、一夜干しにしておいしくいただきました♪♪♪


身は白身でゼラチン質が多くプリプリした感じでビールにぴったり。
子どもたちは白ご飯の上に乗っけておいしくいただきました。





朝暗いうちから魚の漁をしてくださる漁師さん。
さばいて、手間かけて干物に加工する過程
とってもいい経験～～～
これも、食育かな？なんて思ったところでした。。。
生き物の命をいただくことにこんなに人の手が加わっているということ、私も勉強させられました。
さばくときにも、ただ、切ればいいのではなく
魚の骨格や内臓の位置などの解剖を知っていなくてはスムーズにできないということも大事な発見です。


うちの息子が生き物が好きということを知ってこんな風に連絡をくださったり、
鹿の角を帰省先から持ってきてくださったり、
うちの家の庭にはヤモリがたくさんいるからいつでも入って捕まえていいよ。
と温かい声をかけてくださる方がたくさんいます。
理解してくださって、温かく見守ってくださって、一緒に成長を喜んでくださって、本当にありがたいです

沢山の大人に出会って、いろんな知恵や思いやりをいただいて、親子ともども成長させてもらっています。